不同沈下・家の傾きについて

軟弱地や、造成地の盛土・埋め土などの敷地地盤では、建物や盛土などの荷重により沈下を起こすことがありま す。
この沈下が建物の各所で不均一になることを不同沈下といいます。
木造住宅が不同沈下して傾斜すると、床の傾斜や基礎 のクラック、建具の開閉の不具合、配管の逆勾配などさまざまな障害が起こります。
そのため、建物の安全性が 損なわれたり、体の平衡感覚がおかしくなるなど、建物と人体に悪影響を及ぼします。



不同沈下しやすい敷地地盤

1.高さ1m以上の擁壁がある
2.造成してから時間がたっていない
3.元の地名に水にちなむ名がある (水、川、谷、沢、河、沼、池、江 等)
4.昔、池や谷、くぼ地、水田だった
5.周囲より低い土地
(このような土地に建てる場合は十分な調査が必要です)

沈下修正工事とは

沈下修正工事とは、傾いた(不同沈下した)建物を適正 な状態(水平)に戻す工事です。
建物が傾く原因は大きく分けて4つあります。
1.地盤による原因
2.建物による原因
3.施工による原因
4.外的な原因(地震等)
傾いた家を修正する主な工法は各種ありますが、最も適 した工法を選ぶことが重要です。

<主な沈下修正工法イメージ>

よくある質問



基礎設計や地盤調査、地盤補強の施工が適切でないと建物が傾く不同 沈下が発生します。不同沈下に至った住宅自体の瑕疵は瑕疵担保責 任保険の対象となります。
地盤調査会社および地盤保証会社は住宅事業者の発注を受け、調査 などを行うことが多いため、不同沈下が発生した場合、住宅事業者に一 定の責任が生じることが一般的です。

ただし、不同沈下の原因が明らかに地盤調査会社の責任に帰するもの などは、瑕疵担保責任保険の対象にならない場合があり、「瑕疵担保 責任保険では、地盤に起因する事故は保険の対象外」と一般的に考え るのが無難で、地盤に起因する事故は、地盤保証が対象となります。

ご挨拶

「マイホーム」、ご家族にとって大変高価な買い物です。また、金銭的に高価であるだけではなく、家族みんなの拠り所となる大切な場所です。
しかし、マイホームが何らかの理由で傾いたり、基礎や地盤が弱いと判明すると、不安になるだけでなく、健康を害し、家族の幸せまでも傾く要素になります。
しかし、建て替えるには相当な費用とエネルギーが必要で、そこに詰まっている家族の大切な思い出までも失うことになります。
私たちは、大切なものをそのままで水平に修復する「地盤と建築」の「経験と技術」を持っています。この経験と技術でご家族の安心と幸福を創造しています。の現象等を総合的に判断して、最適な工法、施工方法をご提案させて頂きます。

 

沈下修正工事の技術基準は、大地震を経験するたびに整備されてきましたが、残念ながら学術的に統一された基準はなく、未だに勘と経験で施工している現場を見かけることがあります。
2000年に発生した鳥取県西部地震で被災した住宅の沈下修正工事を担当して以来14年間で、約1200棟の沈下修正工事設計に携わり、約700棟の工事施工管理で開発した自社技術基準と、専門家による技術基準を元に、最適な沈下修正工事計画の設計を提案しています。